10月6日にX(旧Twitter)にあげたゾロアーク検定の解説です。
シャリタツとヘイラッシャ、ゾロアークはどっち?#ポケモンSV #ゾロアーク検定
— べノムトラップ (@Venom_Drench) 2023年10月6日
ルール
・オフィシャルルール1
・相手にゾロアはいない pic.twitter.com/h8RZabPW0x
はじめに
この記事では、私が勝手に定義した、額面値・最終値という言葉を使います。どちらも一般的に実数値と呼ばれるものですが、複数の意味を持っており、この記事を書くには使いにくかったので分けてみました。
・額面値 : 「ステータス」画面で確認できる値
・最終値 : ランク補正や道具による補正などを考慮した値
例)最速レアコイルにこだわりスカーフを持たせた場合、S額面値は134、S最終値は201
性格補正の表記について、その能力が上がりやすい性格であることを↑で、上がりにくい性格であることを↓で、どちらでもない場合は→で表します。
他にも、一般的に使われている非公式用語を使います。ご了承ください。
オフィシャルルール1について
オフィシャルルール1では、特別なポケモン・同じポケモン・同じ道具は禁止で、すべてのポケモンがLv.50で対戦することになります。相手が両方ともゾロアークである可能性や、ゾロアークのレベルが50でない可能性は考えなくて良いわけです。
シャリタツの特性について
シャリタツの特性はしれいとう・よびみずのいずれかです。しかし、シャリタツはヘイラッシャの口の中に入っていきませんでしたし、ゲッコウガのみずでっぽうを引き寄せることもありませんでした。つまり、「シャリタツがゾロアーク」であるか、「シャリタツの特性はしれいとうで、ヘイラッシャがゾロアーク」であることになります。要するに、シャリタツかヘイラッシャのうち、どちらかは確実にゾロアークが化けた偽物だということです。
ついでに書いておくと、味方側にいるゲッコウガとゴルダックは攻撃を受けても姿が変わっていないので、ニックネームをつけたゾロアークだという可能性はありません。
さいきょうのあかしについて
ポケモンを繰り出した時「さいきょう ゲッコウガ」と表示されていました。これは「さいきょうのあかし」によるもので、この個体は★7のテラレイドバトルで捕まえたものだと分かります。★7レイドで捕まえたポケモンはすべての能力の個体値が31で固定になっているので、このゲッコウガも全ての能力の個体値が31だということです。
持ち物について
「相手の シャリタツは ふうせんで 浮いている!」とテキストがでていたので、シャリタツの持ち物はふうせんだと分かります。
また、ゴルダックはこごえるかぜを受けてもすばやさランクが下がっていませんでした。つまり、ゴルダックの持ち物はおんみつマントかクリアチャームだと分かります。
努力値・性格について
ここからは、努力値・性格について考えていきましょう。考えられる全ての場合について最低努力値合計を求め、510以下であるものに絞り込むことを目指します。
HPについて
味方側のポケモンはH額面値が分かるので、そこから努力値を絞ってみます。
ゲッコウガのH額面値は177でした。このゲッコウガはH個体値が31で確定なので、H努力値は236で確定します。また、ゴルダックのH額面値は155でした。最低H努力値は0です。
ダメージについて
攻撃で受けたダメージから、性格や努力値を絞ってみます。ひとまず技の使用者はA↓もしくはC↓と仮定し、対象の最低B・D努力値を求めてみましょう。
みずでっぽう
ゲッコウガがゴルダックに使ったみずでっぽうのダメージは9と少なめでした。タイプ一致補正がかかることと、ワンダールーム状態によりゴルダックのD最終値はB額面値を参照することに気をつけ、ゴルダックの最低B努力値を計算しましょう。
このゲッコウガのC個体値は31で確定なので、C額面値・最終値は最低110です。みずでっぽうのダメージが9になるには、ゴルダックのD最終値が最低でも130必要です。このゴルダックはダメージを軽減する効果はかかり得ない(後述)ので最低B額面値=最低D最終値=130であり、最低B努力値は、B→なら252、B↑なら164です。
ゴルダックの持ち物がとつげきチョッキならダメージを軽減でき、ゴルダックの最低B努力値をさらに減らせると思うかもしれませんが、ワンダールーム状態ではとつげきチョッキの効果で上がるのはB最終値なので、とつげきチョッキを持っていたとしてもダメージは変わりません。さらに、ゴルダックは持ち物がおんみつマントかクリアチャームなので、とつげきチョッキはありえません。また、変化技であるワンダールームを使っているという点でもとつげきチョッキを持っていないと判断できます。
こごえるかぜ(シャリタツ→ゲッコウガ)
シャリタツがゲッコウガに使ったこごえるかぜのダメージは8と少なめでした。また、通常のゾロアークはこごえるかぜを覚えないので、シャリタツが本物の場合とシャリタツがヒスイゾロアークの場合のみ考えます 。ワンダールーム状態なのでD最終値はB額面値を参照しますし、 先述の通りゲッコウガの持ち物がとつげきチョッキであってもダメージは変わりません。また、こごえるかぜは複数のポケモンを対象としていたためダメージが0.75倍されることにも注意が必要です。
シャリタツが本物の場合
シャリタツのC額面値・最終値は最低112です。ダメージが8になるには、ゲッコウガのD最終値は最低でも101必要です。最低B努力値はB→なら108、B↑なら36です。
シャリタツがヒスイゾロアークの場合
ヒスイゾロアークのC額面値は最低117です。ダメージが8になるには、ゲッコウガのB額面値は最低でも105必要です。最低B努力値は、B→なら140、B↑なら68です。
こごえるかぜ(シャリタツ→ゴルダック)
シャリタツがゲッコウガに使ったこごえるかぜのダメージは7でした。試しに最低努力値の場合のシャリタツorヒスイゾロアークのC最終値とゴルダックのD最終値でダメージの範囲を計算してみましょう。矛盾がなければ楽になりそうです。
シャリタツが本物の場合
シャリタツのC最終値は112、ゴルダックのD最終値は130とします。乱数が88以上99以下ならこごえるかぜのダメージは7となり、実際のダメージが7であったことと矛盾はありません。
シャリタツがヒスイゾロアークの場合
ヒスイゾロアークのC最終値は117、ゴルダックのB最終値は130とします。乱数が85以上94以下ならこごえるかぜのダメージは7となり、実際のダメージが7であったことと矛盾はありません。
よって、シャリタツの真贋によらず、ゴルダックの最低B・D最終値は、みずでっぽうとこごえるかぜ(シャリタツ→ゲッコウガ)から求めたものでよさそうです。
かみくだく
ヘイラッシャがゲッコウガに使ったかみくだくのダメージも16と少なめでした。先程と違いかみくだくは物理技なので、ワンダールーム状態の効果でとつげきチョッキの恩恵があることに注意します。また、ゲッコウガはへんげんじざいによりタイプがみずのみになっており、かみくだくとのタイプ相性は等倍であることにも気をつけましょう。
ヘイラッシャが本物の場合
ヘイラッシャのA額面値・A最終値は最低94です。ダメージが16になるには、ゲッコウガのB最終値は最低でも184必要です。持ち物なしの場合、ゲッコウガのB最終値=D額面値ですが、D額面値は最大でも135であり、184に達しません。一方、とつげきチョッキを持っている場合はB最終値は最大202であり、184に達することができます。よって、持ち物はとつげきチョッキで良さそうです。
このとき、ゲッコウガB最終値が184以上であればよいので、ゲッコウガの最低D額面値は123です。最低D努力値は、D→なら252、D↑なら164です。
ヘイラッシャが通常のゾロアークの場合
通常のゾロアークのA額面値・A最終値は最低99です。また、通常のゾロアークはあくタイプなのでかみくだくのダメージは1.5倍になります。ダメージが16になるには、ゲッコウガのB最終値は最低でも269必要です。これは、とつげきチョッキを持ったゲッコウガのB最終値の最大値である202より大きいのでありえません。
ヘイラッシャがヒスイゾロアークの場合
ヒスイゾロアークはA種族値が100で、かみくだくがタイプ不一致であり、これらはヘイラッシャと全く同じです。よって、ゲッコウガの最低D努力値も、ヘイラッシャが本物だった場合と同じく、D→なら252、D↑なら164です。
これらの結果から、ヘイラッシャの真贋によらずゲッコウガの持ち物がとつげきチョッキであることが確定しました。これはつまり、ゲッコウガはすばやさや行動順に影響する道具を持てないということでもあります。
すばやさについて
行動順について
行動順は、ゴルダック→ゲッコウガ→シャリタツ→ヘイラッシャの順でした。シャリタツの持ち物はふうせんであり、こうこうのしっぽを持てないので、最初3匹についてはS最終値の大小関係は行動順から、ゴルダック≥ゲッコウガ≥シャリタツだと分かります。ヘイラッシャは真贋によらず持ち物に指定がなく、こうこうのしっぽを持てるので、行動順のことは気にしなくてよさそうです(シャリタツの持ち物が分かっていなかったとしても、シャリタツの持ち物がこうこうのしっぽだった場合はヘイラッシャがこうこうのしっぽを持てず、シャリタツより後に行動していることと矛盾するので、この3匹のS最終値の大小関係は分かります。ちなみに、まんぷくおこうはポケモンSVには存在しません)。
また、シャリタツのふうせんのテキストはゴルダックのノーてんきの発動よりも先でした。ふうせんのテキストの表示とノーてんきの発動はS最終値の大きい順で起こるので、S最終値は、シャリタツ≥ゴルダックだと分かります。
まとめると、S最終値は
ゴルダック≥ゲッコウガ≥シャリタツ かつ シャリタツ≥ゴルダック
つまり、ゴルダック=ゲッコウガ=シャリタツ
この3匹は同速なのです。
S最終値について
それぞれのポケモンについて、S額面値の範囲を調べてみます。ただし、このゲッコウガはS個体値が31で固定なので、最遅ではなくS→,S努力値0、準遅ではなくS↓,S努力値0の時のS額面値を書いています。
最遅 |
準遅 |
準速 |
最速 |
|
---|---|---|---|---|
ゴルダック |
81 |
90 |
137 |
150 |
ゲッコウガ |
(127) |
(142) |
174 |
191 |
シャリタツ |
78 |
87 |
134 |
147 |
ヘイラッシャ |
36 |
40 |
87 |
95 |
通常のゾロアーク |
99 |
110 |
157 |
172 |
ヒスイゾロアーク |
103 |
115 |
162 |
178 |
ゴルダックはおんみつマントかクリアチャーム、シャリタツ(もしくはそれに化けたゾロアーク)はふうせん、ゲッコウガはとつげきチョッキを持っていることが確定しており、すばやさや行動順に関係する道具は持てない事が分かっています。また、ヘイラッシャの持ち物に指定はなく、こうこうのしっぽを持たせることができるので、ヘイラッシャは真贋によらずすばやさのことは考える必要はなさそうです。
表を見ると、ゴルダック・ゲッコウガ・シャリタツかゾロアークの3匹全員がS→だった場合はこの3匹が同速になることはないと分かります。この3匹が同速になるには、ゲッコウガがS↓またはゴルダックとシャリタツ(本物の場合)がS↑でなければなりません。
ダメージについて考えたときは、技の使用者はC↓として計算していました。ゲッコウガがS↓である場合は当然C↓にはできなくなってしまうので、ゲッコウガがC→である場合のみずでっぽうのダメージについても考えてみましょう。
ゲッコウガがC→の場合、ゲッコウガのC個体値は31で確定なので、C額面値・C最終値は最低123です。このとき、みずでっぽうのダメージが9になるには、ゴルダックのD最終値は最低でも145必要です。
しかし、ゴルダックはB↑,B努力値252だとしてもD最終値(=B額面値)は143どまりなので、ダメージを9に抑えることはできず、ありえません。 先述の通りとつげきチョッキはありえません。
つまり、ゲッコウガはC↓でなければならず、S↓にはできません。よって、ゲッコウガはS→で、ゴルダックとシャリタツ(本物の場合)はS↑だと確定します。
この時、ゲッコウガはS努力値が0であってもそのS最終値(=S額面値)の142はゴルダック・シャリタツ(真贋どちらとも)のS最終値の範囲内にある、つまり同速にできるので最低S努力値は0でよさそうです。
努力値合計の確認
ここまでで、「シャリタツかヘイラッシャのどちらかはゾロアークである」ことと、「シャリタツもヘイラッシャも通常のゾロアークではない」ことが分かっています。つまり、考えられるのは「シャリタツがヒスイゾロアークでヘイラッシャは本物」か「シャリタツは本物でヘイラッシャがヒスイゾロアーク」だけです。この2つの場合について性格と努力値を当てはめ、努力値合計が510以内になっているかを確認します。
ゴルダックは最低H努力値が0なので、努力値が振られる必要があるのがとくぼうとすばやさだけであり、努力値合計は510以内にできます。性格もD→S↑であれば問題なさそうです。シャリタツは真贋によらず努力値はすばやさに振るだけ、ヘイラッシャは真贋によらず努力値を振らなくてよいので、合計努力値は510以内にすることができ、問題ありません。性格と努力値を当てはめてみるのはゲッコウガだけで良さそうです。
シャリタツがヒスイゾロアークでヘイラッシャは本物の場合
ゲッコウガがB→D→の場合
ゲッコウガの最低努力値は、(H,A,B,C,D,S)の順に(以下同様)、(236,0,140,0,252,0)。236+0+140+0+252+0=628>510であり、ありえません。
ゲッコウガがB↑D→の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,68,0,252,0)。236+0+68+0+252+0=556>510であり、ありえません。
ゲッコウガがB→D↑の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,140,0,164,0)。236+0+140+0+164+0=540>510であり、ありえません。
シャリタツは本物でヘイラッシャがヒスイゾロアークの場合
「シャリタツがヒスイゾロアークでヘイラッシャは本物の場合」が正解になりえないのでこちらの「シャリタツは本物でヘイラッシャがヒスイゾロアークの場合」が正解だと分かるのですが、一応確かめておきましょう。
ゲッコウガがB→D→の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,108,0,252,0)。236+0+108+0+252+0=596>510であり、ありえません。
ゲッコウガがB↑D→の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,36,0,252,0)。最低合計努力値は236+0+36+0+252+0=524>510であり、ありえません。
ゲッコウガがB→D↑の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,108,0,164,0)。236+0+108+0+164+0=508≤510であり、実現可能です。
確かにこの場合には実現可能なものがあり、正解になりえます。
見落とし
ここまでの説明で、まだ考慮されていないことがあります。
ゴルダックのS最終値について
ここで、「ゲッコウガはS努力値が0であってもS最終値がゴルダック・シャリタツのS範囲内にあり、同速にできる」としましたが、これは嘘です。S最終値の範囲内にあるからといって、同速にできるとは限りません。
これには、ゴルダックやシャリタツ(本物)がS↑であることが関係しています。性格補正で1.1倍になる能力は、額面値を11n-1にすることができないのです。ゴルダック・シャリタツともにすばやさに補正は何もかかっていないのでS額面値=S最終値であり、S最終値も11n-1にすることはできません。
性格補正で1.1倍になる能力の額面値が11n-1にならないことの証明
mを自然数とするとき、[1.1m]=11n-1を満たす自然数nは存在しないことを示す。
mを自然数とするとき、[1.1m]=11n-1を満たす自然数nが存在すると仮定すると、
[1.1m]=11n-1
11n-1≤1.1m<(11n-1)+1=11n
10n-1/1.1≤m<10n
10n-1<10n-1/1.1より
10n-1<m<10n
10n-1,10nは隣合う自然数であるから、これはmが自然数であることに矛盾する。
したがって、mが自然数であるとき、[1.1m]=11n-1を満たす自然数nは存在しない。
そして、このゲッコウガはS努力値が0の場合はS額面値(=S最終値)は142です。142=11*13-1であり、S↑であるゴルダック・シャリタツではありえない値なのです。そして、このゲッコウガは性格も個体値も確定してしまっているので、ゴルダック・シャリタツと同速にするには努力値で調節するしかありません。つまり、ゲッコウガの最低S額面値は142ではなく143であり、最低S努力値は0ではなく4だということになります。
ゲッコウガの最低S努力値が0ではなく4だということで、最低合計努力値は先程の計算より4ずつ大きくなります。こうすると、もともと510を超えていた場合の最低合計努力値が引き続き510を超過することになるのはもちろん、唯一最低合計努力値が510以下であった「シャリタツは本物でヘイラッシャがヒスイゾロアークの場合」の「ゲッコウガがB→D↑の場合」でも最低努力値は(236,0,108,0,164,4)となり、236+0+108+0+164+4=512>510となってしまいます。これにより、どの場合においても実現不可能になってしまいました。まだどこかがおかしいようです。
ヘイラッシャの特性について
見落とされている箇所はもう1つあります。それが、ヘイラッシャの特性です。ヘイラッシャの特性はてんねん、どんかん、みずのベールのいずれかであり、一見するとどの特性であってもこの問題中では効果は発揮されていないように思われます。しかし、てんねんだけは効果を及ぼしている可能性があるのです。その効果とは、「場がワンダールーム状態であっても、攻撃する際に参照する相手のB・D額面値だけは入れ替わる前のものを用いる」というものです。これは本当にB・D額面値だけの話で、とつげきチョッキなどの効果はてんねんでない時と同様にワンダールーム状態により入れ替わるのです。詳しいことはポケモンWikiに記載してありましたので是非お読みください。
wiki.xn--rckteqa2e.com
つまり、ここまで「ヘイラッシャが本物の場合」として計算してきたのは、「ヘイラッシャが本物で、その特性がてんねんではない場合」だったということになります。では、「ヘイラッシャが本物で、その特性がてんねんである場合」はどうなるのでしょうか?
努力値合計の確認
「ヘイラッシャが本物で、その特性がてんねんである場合」について考えてみます。ヘイラッシャの特性がてんねんである場合と同様、シャリタツはヒスイゾロアークだということになります。
シャリタツがヒスイゾロアークでヘイラッシャは本物、その特性がてんねんである場合
かみくだくのダメージから考えると、ゲッコウガの最低B最終値は184です。ゲッコウガがB↑,B努力値252であってもB額面値は130どまりであり184には達しないので、この場合でもゲッコウガの持ち物はとつげきチョッキで確定します。このとき、とつげきチョッキの効果を考えると最低”B”額面値は123となります。こごえるかぜのダメージから求めた最低B額面値は105だったので、合わせて考えて最低B額面値は123になります。ゲッコウガのB額面値が123の時、こごえるかぜのダメージは8か9になるので、本当にこの値を最低B額面値であるとして良さそうです。
ゲッコウガの最低B額面値は123ですが、ゲッコウガがB→の場合はB努力値が252だったとしてもB額面値は119であり123には達しないので、ゲッコウガはB↑だということになります。このとき、最低B努力値は196です。また、とくぼうは使わないので最低D努力値は0です。したがって、
ゲッコウガがB↑の場合
ゲッコウガの最低努力値は(236,0,196,0,0,4)。236+0+196+0+0+4=436≤510であり、実現可能です。
以上のことから、この場合のみ正解になりうるということになります。